山雅味の新酒しぼりたて順調!


中川杜氏ときき酒をする昨日、山雅味の純米酒の造りをお願いしている鳳鳴酒造の中川杜氏から電話を頂き、味間蔵に行って来ました。濾過を終えてきき酒ができる状態になっていました。ふつう日本酒のきき酒(試飲)は、お酒を飲み込みません。口に含み舌でころがし空気を入れて吐き出します。多い時は何十点も試飲をするので、決して飲みません。いちいち飲んでいては、酔っ払って味がわからなくなってしまうからです。

そんな理由から数点のきき酒をする時は、もちろん飲んでも構いません。むしろ実際に飲んだほうが味わいが良くわかっていいと自分では、信じています。(単なる酒飲みだという説もありますが。。。)
きょうのきき酒は、杜氏さんと二人きりなのでプロらしく振舞うため(^_-)飲みたいのをグッと我慢して吐き出しました。そう、まるで鵜飼いの鵜状態です。杜氏さんご自慢の大吟醸酒も試飲させてもらったので、ちょっとは喉の奥に吐き出してしまったかも。(^_-)

今冬の寒さも酒造りには幸いして、例年になく良い状態で仕上がってました。中川杜氏さんは、酸がちょっと出過ぎてしまったと気にされていましたが、私の目指す究極の純米酒は、白ワインにも負けない食事に合わせて飲んでおいしい日本酒です。現場の人はどうしても無難な造りをしようとしますが、私自身はとっても気に入っています。まだまだ生まれたての赤ん坊ですが、これからの成長(熟成)ぶりが楽しみです。

私がきき酒で選んだこの生まれたての新酒純米酒を、例年通り3月早々に限定発売します。
今の時期しか味わえない搾りたての新酒純米酒、あなた、黙って見過ごしますか!(笑)


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