いのしし祭りに行ってきました。お目当ては「どぶろく」の試飲&販売です。3軒出展していたが、うち1件は豊岡市からで悪いけど試飲のみでスルーして、丹波篠山産の2種類を購入してきました。
米は当然自家栽培で、酒造好適米の五百万石。
私が大変お世話になっている元丹波杜氏の藤本健作さんが、製造指導に深くかかわっておられるので評価はやや甘口かも。
もっともどぶろくを飲んだのは初めてなので、本当のどぶろくはどんな味がするのか知らないので 私の評価も当てにはなりませんのでそのつもりでお読みください。
「ワシの好みで酸を抑えて仕上げてます」(藤本氏談)のとおり、甘、辛、酸味のバランスが清酒寄りになっています。この販売しているどぶろくは、火入れをしているせいかカドがとれてまろやかな感じすらします。お酒が全く飲めない女房が、「これならなんともなく飲める!」と言ったように無難な味になっています。
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こちらも米は、五百万石を使用。
口に含むと、ピチピチと炭酸ガスを感じます。甘味のなかにすっぱいほどの酸味が押し寄せてきます。清酒や白ワインの酸味とはまた違った単純な?酸味 です。これこそがどぶろくの醍醐味なのかも知れません。くどいようですが、どぶろくの味を知りません。(笑)
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共通して言えることは、料理なしでどぶろくだけを飲み続けるのは辛い感じがします。さりとて、どんな料理と相性が良いのか、思い浮かびません。少なくとも寄せ鍋には合いませんでした。