私の事務机は、こんな感じです。
そう、Windows10の横には、あの往年の名機「PC-9821」V200が並んでいるんです。
訳あって、もちろん現役のバリバリです。中元・歳暮時期のギフト販売管理システムが稼働しています。購買履歴を記入した注文書の発行や宅急便の送り状のプリントアウトなどに、大活躍しています。
でも、もうハードディスクは悲鳴を上げているし、いつお亡くなりになっても不思議ではなくヒヤヒヤものです。そんなわけで、ネットを漁りながらハードディスクをコンパクトフラッシュに置き換えることに挑戦しました。この記事は、自分自身の備忘録です。
アマゾンで、必要部品を4点購入しました。
1)変換名人 CF-IDE変換アダプタ IDE40ピンメスI型(写真のやつ)
2)変換名人 CF-IDE変換アダプタ IDE40ピンオス型(予備用)
3)電源変換ケーブル
4)トランセンドCF 4GB
HDDはそのままにして、CD-ROMのコネクタにメス型の変換アダプタを取り付けました。
もちろん初期設定のままのマスター接続です。PC-9821V200のOSは、MSDOS5.0Aだけです。170MBのHDDを2分割して使用していました。
この状態で、HDDから立ち上げて「FORMAT.EXE」を打ち込むと、すんなりと2台のHDDを認識しました。CF側のHDDを初期化して、再起動。C:に1800MB、D:に1900MBの領域を確保しました。
MSDOS5.0Aでは、これでフォーマットが完了したみたいです。念のためもう一度、再起動します。これでHDDをCFにコピーすれば良いはずですが、手こずりました。
まりもさんのDRVCPYでは、○○○が違うのでコピー出来ませんと跳ねられ、結局XCOPYでコツコツとディレクトリごとにコピーしていきました。もう1台の予備機(PC9821 CT16)のためにCFをもう1枚コピーします。HDDを外して先にコピーしたCFに繋ぎ変えます。今度はDRVCPYで、あっという間にコピー出来ました。(^^♪
紆余曲折、結局V200には、ケーブル接続のオス型変換コネクタを取り付け、予備機のCT16には、メス型の変換コネクタを取り付けました。予備機も含めてOS・ソフト・データ丸ごとバックアップ完了です。しばらくは、パソコン本体が故障するまでは安心して業務に専念できるでしょう。
ちなみにPC98機は、今でも結構需要があるみたいですね。中古部品でもけっこうな高値で売られています。壊れていてもお宝ですよ!