地ワイン・焼酎蔵・地ビール・清酒蔵など、100社余りが勢ぞろいした展示会です。
会場入り口には、今年の目玉企画「クラフトビール」のブースです。
クラフトビールは、発酵方法や原料の違い別に色々な味わいや香りが楽しめるのが魅力です。一般ビール系の不振を横目に右肩上がりの話題の分野です。
素通りするわけにもいかず、一通り順番に試飲することにしました。
エチゴ、ヤッホー、軽井沢、コエド、、、全部で15種類ほどありました。どれも味や香りが豊富で個性的です。没個性の「とりあえずビール」って、なんなのという感じです。秋の夜長にじっくりと味わいたいビールです。
地ワインのブースも、物凄い人だかりです。焼酎のブースは、やや寂しい感じですか。順番に試飲したい気持ちをグッとこらえて目をつぶって通り過ぎました。ここで酔ってしまうわけにはいきません。私のお目当ては、そう、「秋のひやおろし」の企画ブースなのです。
冬に出来た新酒をひと夏、蔵で熟成させたこの時期ならではの味わい【秋のひやおろし】です。ひやおろしというネーミングに惑わされますが、程よく熟成した燗上がりのするお酒のことです。参加蔵元さんは21社。純米酒と純米吟醸酒や大吟醸で全部で45種類ありました。これを順番に試飲していきます。^^
まずは、冷やしたお酒で次にぬる燗にしたお酒を順番に試飲していくんです。私はワイングラスを使用しますが、盃一杯づつとしても45種類で冷やと燗で2倍の90杯ぐらいは飲んでる計算ですね。正式のきき酒は口に含んで吐き出すんですが、私はそんなことしてたら味がわからないので原則飲み干します。(笑)
こんな辛い過酷な仕事を経て、自分の舌で選んだお酒がこの9月の連休前には店頭に勢揃いするはずです。丹波の秋の味覚とともに、【秋のひやおろし】で秋の夜長をお楽しみください。