奥丹波新酒純米吟醸が、予定より早く12月16日に上槽、出来上がりました。
地元先行発売ということで、当日に当店に入荷致しました。
予約を頂いているお客様には、順次発送をいたしますのでまもなくお手元に届くと思いますのでお楽しみにお待ちくださいませ。
さて、早々に試飲してみました。
瓶を逆さにして幾度か振ってワイングラスに注ぎます。おりがらみの少し白濁したお酒です。香りは低く、穏やかな味わいです。生まれたてそのまんまの感じで、まだまだ、つぼみ堅しといった、感じでしょうか。
これから日ごとの成長が楽しみになってきました。うたい文句通りに大晦日、お正月あたりに開花して豊潤な香りと味わいが出てくるのを期待しています。
ちなみに、昨年の奥丹波の飲み残しを冷蔵庫に保管して置いたのと飲み比べしてみましたが、1年を経てすばらしく美味しく成長していました。気長に待てる人は(笑)、小瓶に移し変えて冷蔵庫で保管して、春の花見酒、夏の涼酒として楽しむのも一興かと。
お酒に同封されている蔵元さんのメッセージをご紹介いたします。
ふるさとに住む人、遠く離れて暮らす人、
それぞれに目を閉じれば、心に浮かぶ懐かしい原風景があります。
丹波で獲れた酒米の最高峰山田錦を原料に、その人と自然に敬意を込めて醸しました。
2009年12月16日上槽「奥丹波」。
ふるさとがいっぱい詰まった地元の酒です。
しぼりたての生原酒。そのままお召し上がりください。燗をすると風味が損なわれます。
酵母が白い霞の中に眠っております。
冷暗所に保管しお早めにお召し上がり下さい。